令和6年度宮城県利府町の中学生を対象としたキャリアシップ（職場体験）が、11月18日（月）から22日（金）までの5日間にわたり実施されました。
この取り組みは、地域の中学生たちが社会の仕組みや職業の魅力を直に学び、自分の将来について考える貴重な機会となることを目的としています。

今回、弊社 真栄工芸株式会社 では2名の中学生を受け入れることとなり、社会人としての心得や働くことの意義、そしてモノづくりの楽しさを体験していただきました。職場では、初めての環境に緊張しながらも、積極的に質問をしたり、一生懸命に作業に取り組む姿が印象的でした。

特に、体験のメインプログラムとして行った オリジナルモルックの製作 では、作図から製作までの一連の工程を経験していただきました。まず、モルックのデザインのアイディア出しからスタートし、次に実際の加工や仕上げ作業に取り組んでもらいました。モルック製作は細かい手作業が多いため、慎重さと集中力が求められましたが、学生たちは真剣に取り組み、見事に完成させました。完成したモルックには、それぞれの個性や工夫が反映されており、世界に一つだけの素晴らしい作品に仕上がりました。

職場体験を通じて、弊社では「仕事をする」ということの意味を学んでいただくと同時に、「ものを生み出す喜び」を感じてもらえるよう心がけました。この体験が、学生たちの今後の進路選択や将来設計に少しでもプラスの影響を与えることができれば幸いです。
学生の皆さんには、今回の経験をきっかけにさらに成長し、それぞれの夢に向かって大きく羽ばたいてほしいと願っています。そして、今回のご縁を通じて、地域とのつながりや若い世代への貢献をますます深めていきたいと考えております。